革新的な連絡先アプリ Interact

Interactは、Draft4 と同じ作者が作ったiOS用の連絡先管理アプリです。iOSの連絡先と同期します。

一見地味で妙なインターフェイスですが、使い勝手がよく考えられいて今まで使い慣れてきたアプリが全て陳腐に見えてしまう革新的なアプリでした。

Sharing with the Interact Context

何がすごいかは、以下のスクリーンキャストを見ていただくとよくわかると思います。

今まで、多くの連絡先管理アプリを使ってきましたが、基本的にiOSの「連絡先」を使うため多くのものがグループの見栄えや管理に少し機能を足して便利したものがほとんどでした。

Interactの革新は名前が示す通りインターラクティブにその場に沿ったアクションをサポートしてくれるよう「連絡先」アプリのあり方を根本から見直したことです。このアプリに出会って、今までのiOSアプリが全てMacがオブジェクト指向的なユーザーインターフェイスを一般化する前のような気がしてきました。

Mac以前のアプリは機能別に分かれたメニューで、まず機能を選択してから対象のテキストエリアなどを選択しなければなりませんでした。これがMac以降のGUIでは、まず対象を選択して機能を選択します。これが当たり前だったはずです。

しかし、サードベンダーのものも含め「連絡先」アプリはそうなっていないことに気づいたのです。

あなたはどんな時に「連絡先」アプリを開きますか? 何かメッセージや写真を誰かに送るときが多いのではないでしょうか?

あなたは、逆立ちする猫に遭遇し写真を撮りこれを友達みんなに伝えたいと思いました。これまでのアプリだと、あなたはまずみんなに送信する方法を決めなければなりません。メールなのか、メッセージなのか、LINEなのかを。そして、メッセージを作って写真を添付し、ここで初めて「連絡先」開いて誰に送るかを決めるのです。

でも、こういう場合に私の頭は以下のように考えます。

  1. どの写真がよいかな
  2. この写真、誰に送ってあげようか
  3. (送る相手を思い浮かべて)メールじゃなくてメッセージで送ろう

つまり、これまでのアプリは私の脳みそと逆なんです。既存のアプリでこの順番で捜査を進めると、「連絡先」の中では個人に対するアクションしかないので行き詰まってしまいます。

スクリーンキャストを見ればわかりますが、Interactのすごいところは、まさに私が考えるような段取りで連絡先にメールやメッセージを送れることです。

  1. 写真をAttachmentにつけて、コメントをテキストに入力します。
  2. 連絡先一覧から送付先にチェックをつけます
  3. メールボタンかメッセージボタンを押します

これは作者が本当に使い勝手を何度も検証してよく考えているのだろうと思います。

Interactはシェアシート上にも追加されるので、例えば「写真」アプリで画像を選択してInteractをシェアシートから呼び出すと、画像が添付された状態で開くので、送付先を選んでメールかメッセージボタンを押すだけで複数人に一気に送付できます。

新規登録だって革新的

連絡先の登録方法も革新的です。

連絡先に登録するような情報は、メールの署名欄、相手からメールで教えてもらう、名刺でもらうなどがほとんどでしょう。名刺以外は、テキストでデータをもらっていることになります。にもかかわらず、これまでは自分で項目ごとに個別に選択してコピペするくらいでした。ダサいです。

Interactには、ScratchPadと呼ばれるテキスト入力エリアがあります。

ここに、メールの署名などから名前、メールアドレス、電話番号などを書いたものをコピペすると、自動的に解析して連絡先に登録してくれます。

残念ながら日本語で名前や住所などを打ち込んでも認識してくれませんが、メールアドレスや電話番号は大抵の場合大丈夫です。

Draftとの連携も

同じ作者のDraftのアドインも提供されており、DraftからInteractのテキスト送信やScratchPadとの連携ができるようになっています。

何か神がかり的に、世界が変わった気がしました。


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