IBM Bluemix資格認定ミッション完了

突然「IBM Cloud Platform Application Development」の認定試験を受ける羽目になってしまいました。気軽に受けたのですが、「会社の補助で受験料出すんだから絶対認定されろ!」と無慈悲な指令が。。。

ところが、本日無事認定試験に合格いたしました!

試験の概要について

一応重要な情報のリンク先を並べておきます。 「IBM Cloud Platform Application Development」という名前ですが、内容はほぼIBM Bluemixに関する内容です。

IBMはIaaS(Infrastructure as a Service)として「SoftLayer」を買収して進めてきましたが、昨年くらいから開発環境のPaaS(Platform as a Service)としてBluemixを強力に展開してきました。

AmazonのAWSなどとシノギを削ろうというサービスなので、関連する会社も「その認定者が何人いるの?」みたいなことは政治的にも重要らしいです。

試験の勉強方法や概要についてはQiitaにまとめられている方がいらっしゃいますので、Qiita「IBM Bluemixの認定試験を受けてみた」を参照いただいた方が良いと思います。

出題範囲は以下の通りです。

  1. Hosting Cloud Applications
  2. Planning Cloud Applications
  3. Implementing Cloud Ready Applications
  4. Enhancing Cloud Applications using Managed Services
  5. Using DevOps Services & tools to Manage Cloud Applications
  6. Using Data Services

以下に重要と思えるリンクを示しておきます。

試験概要
試験の概要は、IBM Cloud Platform Application Development v1にまとまっています。
Study Guide
PDFで提要されており、試験の範囲を網羅的に説明されています。
Bluemix基礎編
IBMのdeveloperWorksに「Bluemix Essentials」というコースが用意されています。ハンズオンも含めて4時間程度で実際に試せます。
認定対策コース
Cloud application developer certification preparation」という、そのものズバリのコースが用意されています。こちらは21時間想定という結構なボリュームのコースです。
模擬試験
A5050-285 Assessment: IBM Cloud Platform Application Development v1」という模擬試験が用意されています。$30なので日本円で3,000円ちょっと投資で、本番とほぼ同等の試験を受けることできます。

受験してみて

前準備としてはあまりに時間がなかったので、認定対策コースは手がつかずという状況です。

2週間しか準備期間がありませんでした。

何と言っても、Cloud Foundry/Docker/OpenStackと言った基礎的な部分から実際のCloud Applicationの実装、提供されている様々なData Serviceなどの知識、DevOpsの開発ツールや手法についての知識など、なかなか大きなプロジェクトだと一人で担当できない範囲の出題範囲です。無理っすよ。

Qiitaの記事「IBM Bluemixの認定試験を受けてみた」では、以下のように紹介されています。

試験の6つのセクションに対応した解説があり、幅広い範囲の中からどこを中心に理解すればいいかが分かります。8割方はここから出題されたという印象。受験生必読の書。

これを読んで「あぁ、これだけ勉強すりゃ8割カバーされるなら楽勝!」とか思ったんですが、そんなに甘くはないです。全体の範囲を理解するには良いし必読の書であることに間違いないんですが、設問はかなり細かいのでこれだけ読んでも半分も解けません。

以前に2時間程度Bluemixをいじった程度の私が2日間Study Guideを読み込んで、模擬試験を受けた結果は正解率58%(48問中正解は28問)でした。

そうは言っても時間が取れず一夜漬けに近い私がやったのは、Study Guideの熟読、基礎編の一部とクイズだけつまみ食い、そして、模擬試験を受けてその内容の丸暗記です。

本当は「Bluemix Essentials」と「Cloud application developer certification preparation」をしっかりハンズオンも含めてやって理解した方が良いと思います。実際、BluemixのUIやコマンドラインの操作で、「このボタンを押したら次の画面はどうなる」的な設問もありますから、概念を理解しある程度Bluemixを使い込んで幅広いサービスを実際に作業として体験していることが理想です。

また、今回資料がほとんど英語だったため、試験も英語で受験しました。

私の場合は運と天性のひらめきで合格できましたが、再受験は3ヶ月間できないとか、そもそも受験料が2万円するとか、結構な投資なのでちゃんと勉強しましょう。

私の場合は合格ラインをギリギリでした。

認定されるメリットは?

認定されると、IBM Certification Member Siteからこんな認定証がPDFでダウンロードできるようになります。

認定証

いくらか支払うと、額入りでいただけるらしいですが。。。

IBMレベルの会社だとまだまだオンプレミスのシステムが多く、やっとクラウドに移行してIaaSのSoftLayerを使い始めたというお客様が多いと思います。

Bluemixのサービスサイトが英国とオーストラリアと米国にしかない状況や、「SIer」を使うような日本の企業のITに対する考え方や文化のギャップでなかなかこういったサービスで本番システムを組みことは、現状では敷居が高いかもしれません。

IBMのような「大手SIer」だと社員はコード書けない人も多いので、「これって誰が使うの?」みたいな…… 自粛。

開発者が気軽に色々試せして、それをどんどん形にしていけるこう言ったプラットフォームは時代の流れではあります。

スタートアップみたいな企業のスピード感はこういったことでしょう。日本でもそう言った企業が重要なプレイヤーになりつつあり、昨今のテクノロジーとそのスピード感、新世代の開発者の感覚からすると、こう言ったものに移行していくのでしょうね。

使われている技術が全て正解かわかりませんが、オープンな技術で固められていますし、あるレベルの人たちが考えて最適な開発セットして用意されているのですから、知っていて損はないと思います。

そういう関係の仕事も今なら需要ありますよ。


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