10年ぶり、egword universal 2リリース

10年ぶりのegword universal 2 リリース

egword universal2 が物書堂よりリリースされました。

egword は初代Macが発売された1984年から販売されていた Mac向けの ワープロソフトです。エルゴソフトで販売されていました 2007年のegword universal2 のリリースを最後に販売を中止し Mac向けアプリから撤退していました。

その後、一部のegwordの開発者が独立する形で物書堂が設立され、 egwordの かな漢字変換エンジンの egbridgeをベースにした「かわせみ」が販売されて いましたが、 egword自体は10年間リリースされることはありませんでした。

縦書きや原稿用紙での執筆ができるワープロが今ではほとんどないので、ずっと 使い続けているユーザーも多かったようです。

そんな中、物書堂から昨年開発宣言がなされβ版の リリースが続いていました。

そして、ついにこの3月にリリースされました。

製品名は変わらず "egword universal2" です。

古くからの製品ですが、2007年の最後のリリースで COCOA対応していたので 基本的にはそれ以降のmacOSでも稼動できていました。ところが、昨年リリースされた macOS High Sierraで一部非互換があったらしく動作しなくなっていました。

判明した時点で物書堂から「 egシリーズの開発資産取得のお知らせ 」なる発表がありました。

日本語ワープロソフト「egword Universal」につきましては、2007年10月にリリースされた最終バージョン(2.0.2)が現在の mac OS でも動作するため、多くの方が利用されていますが、次期 mac OS では利用できなくなる恐れがあります。

物書堂は、取締役を含むメンバー全員が、株式会社エルゴソフトでegシリーズの開発に携わっていた経緯から、ソースコードを取得して改修を行うことで、今後も引き続き「egword Universal」をご愛用いただきたいと考えています。

という経緯から元の会社から「egword Universal」と「egbridge Universal」 のソースコードなどの開発資産を取得し対応に乗り出したというわけです。

軽快なegword universal2

基本的なワープロを仕事以外では使わないのですが、まぁ、このような経緯を 知ってしまうとお布施として買いたくなり購入しました。

ちなみに2018年4月末までは半額キャンペーンをやっています。

ちょっと触ったところ、基本的な機能は以前のものと変わっていないようです。 ただし、egbridge は添付されていません。 mac標準のかな漢字変換を使えますが、当時の雰囲気を再現したい方は「かわせみ2」 を購入するとよいでしょう。

動作も安定しており、エディタかと思えるくらい軽快です。縦書きモード など特殊な機能を使っても標準のかな漢字変換でも問題なく動作しています。

個人的にはあまり使う機会がないと思いますが、原稿用紙や縦書きなど 古めかしいフォーマットを使用しなければならない方は是非!

Microsoft Wordなどより幸せになれます。