キングジムが熱い

キングジムと言えば私たちの世代だと「テプラ」です。一時期は家庭にも置いていましたが、最近はDYMOで事足りると思うようになって使わなくなりました。

さて、そんなキングジムですが数年前に「ポメラ」なるタイピングに特化したデバイスを発表してどんどん尖った商品を出すようになりました。しかし、どこかズレてる。ポメラなんて、スマホがココまで普及した今日ではBluetoothのキーボードとスマホで事足りちゃうんですよね。昭和のおじいさんが「IT活用!」って叫んでる香りがします。商品企画担当が情弱なのか、わざと情弱の客層を狙った商品なのか……

今日は尖った商品のラインナップをざっと見ていきましょう。

マウス型スキャナ

マウス型スキャナは、マウスにスキャナの機能が組み込まれていて、ちょっとした資料を部分的にスキャナで取り込もうというものです。

えーと、身も蓋もない感想を言うと、「スマホで写真撮ればいいんじゃない?」と思います。最近のスマホは書類を認識して自動的に範囲を特定し、ちゃんと正面からスキャンしたような画像に修正してくれます。アプリによってはOCRも付いています。何も部分だけチマチマとスキャンする必要はないんです。

何もよりも驚異的なのは今どき有線ですか!?

これと似た製品で「カメラ付マウス」というのもあります。これこそスマホでいいだろ!という商品ですね。

Pierce

ディバイスにカメラを仕込むというアイディアをよほど気に入ったのでしょう、Pitrecという製品もあります。

名刺管理をするものですが、取り込みのために名刺をデバイスにセットしたり規格外だとスペーサーが必要だったり面倒です。写真に撮ると文字認識して整理してくれるようです。名刺を閲覧もこのデバイスでできます。

うん?

そう、PCとの連携はできるようですが、基本はこれで管理して閲覧もこの機械を使うのです。せっかくスマートに管理しているので、外出先で名刺を確認するにはこの機械を取り出して閲覧するんです。こんな単一機能のでっかいデバイスを持ち歩くほど鞄には余裕ないんです。

クラウドで連携してほしいです。そして、どこでもいつでもスマホから確認できてほしいです。個人情報とかなんとか言うのでしょうが、必要なレベルの暗号化をしてくれれば気にしません。ちなみにこの製品のセキュリティはパスコードだけのようです。不安です。

わたしはiPhoneでCamScanner+というアプリを使用してます。はるかに高機能です。

マメモ/ブギーボード

次はマメモとブギーボードです。

簡単に言うとメモをさっと書いて何度も使えるメモやホワイトボードのようなものですね。

2千円くらいならちょっと考えますが、紙に書いたほうが圧倒的に便利じゃない? どうしても紙がなけらば、これもスマホで済んでしまう。

デスクショット

デスクショットです。アイディアはPitRecと同じです。机の上におっ立てて、デスク上の書類をスキャンしようという器具。

なんだか嫌になってきました。CamScanner+のほうが便利です。

ココドリ

ココドリはパソコン上で、「ちょっとココだけ切り取ってメモしときたいな」って要望に応えた製品で付箋紙のロールに部分を印刷してしまう機器です。

この辺りが昭和な感じですね。紙ですよ、紙。 スクショ取ってメールすればいいんじゃない?

ミルパス

次はパスワードを一手に管理してくれるミルパスです。

えーと、現代ではパスワードを使う場面ってほとんどPCかスマホ上だと思うのですが、それとは全く連携しません。

そしてこれらのパスワードは「マスターパスワード」で保護されてます。ってマジか。マスターパスワードだけで保護されているようで、特に暗号化とかについての言及はありません。通常こういった製品はマスターパスワードでの保護と暗号化での保護が組み合わせてあり、どういう強度の暗号化を使っているかちゃんと公開しています。

怖いわ、これだからITリテラシーの低い人たちは。

因に管理できるパスワードはたったの200件。わたしがMac/iOSと連携させて管理しているパスワード管理ソフト「1Password」で管理しているパスワードは400件……

絶対にこれは買いません。

キングジム、大好きです。いつまでも応援しています。がんばってください。

最近も「デジタル耳栓」なるものを発表してごく一部で話題になっています。わたしはインイヤのイヤフォンで十分なので買いませんが。


Comments !