Audirvana 3

カテゴリ:  Tech タグ:  audirvana music software

以前購入していた Audirvana ですが、4年ぶりに使おうかとバージョンアップをしました。

この4年間はほとんどAudirvanaを使うことはなかったのですが、 今回バージョンアップして使い始める気になったのは‥…

Audirvanaを使う訳

以前はあまり使用しなかったAudirvanaですが、今回改めて導入したのは 音楽の試聴スタイルが変ったことが要因です。

定額制のサブスクリプション・タイプの音楽配信サービスが試聴の中心に なったため、ローカルにある音楽を聴く機会が非常に少なくなりました。 今や音楽配信サービスでも自宅のネットワーク環境ならばCDと同じ音質で 試聴できるようになったからです。

では、ローカルにある音楽は特にお気に入りで、以下のようなものです。

  • 外出時のスマホでもよい音質で聴きたい音楽

  • 希少で将来に残したい音楽

こういった音楽は少しでもよい音質で試聴したいので、iTunesから 音質に拘った Audirvanaに全面的に乗り替えていこうかと考えています。

Audirvanaはハイレゾの再生に定評があり、実際ロスレスでエンコードした 音楽をiTunesと比較すると、明らかに区別できるくらいAudirvanaのほうが 「よい音」だと感じます。

また、iTunesはローカルライブラリと音楽販売、定額制の音楽配信がごっちゃになって UIが使いにくなっていますが、Audirvanaの方がシンプルで使いやすい。ライブラリも タグ付けさえしておけば自分でディスクに整理したものを読みとってくれます。

それにスマホをiPhoneからAndroidに乗り替えたこともあり、iTunesを使い続ける 理由もなくなっていました。

エンコーディングについて

iTunesのライブラリには4000曲ほどありますが、普段はSpotifyなどを使うので あれば、少し音源も整理できそうです。

Apple縛りはないので、エンコーディングの形式はFLACを使うことにしました。

以前はALAC(Apple Lossless Audio Codec)でエンコードしていました。 FLACとALACは音質面ではそれほど違いはないと思いますが、 以下の点でFLACにしています。

  • オープンなのでAppleの策定した ALACより利用環境が多い

  • FLACはALACにないエラー検知機能がある

  • エンコード時の指定によるが、FLACの方が若干だが高圧縮が可能

リッピングとエンコードにはMacで定評のある XLD使用しました。

FLACだと1曲で数十MBを必要としますが、テラ単位のストレージがある現在では あまり問題にならないでしょう。

ハイレゾ音源を試してみる

さて、CDをいくらリッピングしてロスレスでエンコードしてもハイレズ音源には ならないので、 e-Onkyo music でハイレゾ音源を購入してみました。

購入したのは丁度セール中だったこともあり、ビートルズの最高傑作と言われる 『Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band』です。

50年前にたった4トラックのレコーダーでピンポン録音しながら制作された アルバムなんで「ハイレゾだから、どうだと?」という思いながら購入したのですが、 想像以上の音に驚きました。

まず、このアルバムですが「リマスタード」でなく「リミックス」とされています。

このアルバム制作当時はステレオよりモノラルの方が優先されていて、当時エンジニア であったジェフ・エメリックの著書を読むと、モノミックスには十分時間をかけ、 ステレオ・ミックスはほとんど時間を掛けておらず、4人はステレオ版は試聴すら しなかったそうです。

このアルバムは、当時のモノ・ミックスをベースにステレオ・ミックスにミックス・ダウン しなおしたものだそうです。そういう意味では当時ビートルズが目指した音により 近いアルバムとなっていると思います。「リミックス」とされているのはそのためです。

確かによく知っているこのアルバムの音より音の定位が自然です。例えば、 「A Day In The Life」でポールのパートからジョンのパートのブリッジで四度進行の部分( C|G|D|A|Em|C|G|D|A|Em|C と進行する)など従来のステレオ版ではボーカルが左右に 揺れるようなミキシングがされていましたが、このリミックス版ではしっかり中央 の少し右側に定位しておりエコーが左から入ってくる自然なものとなっています。

こうなるとハイレゾだからなのか、リミックスが素晴しいのかわかりませんが、 これまで意識しなかった音がそこにあるのは確かです。

ファズの効いたギターの粒立った音や、タッチまで聴こえそうなピアノ、布を詰めた というドラムにシャキシャキしたスネアの音など目の前で演奏されているような 瑞々しい音です。特に驚いたのは、ジョージの弾くタンプーラの旋律も ちゃんと聴こえるところです。

音がこれだけよいのであれば、視聴環境のほうももう少しグレードアップしたくなります。

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