プログラミングのためのフォント 更紗ゴシックフォントを使う
ずっと Inziu フォントを使って 来ましたが、 Sarasa Gothic に切り替えました。
更紗ゴシックとは

更紗ゴシック
更紗ゴシックとは、 プログラミングに適したフォント Iosevka とNoto Sansを合成して 日本語や中国語に対応したフォントです。 (詳細は 「 プログラミングのためのフォント 」 を参照ください)
「更紗」は「サラサ」と読むようです。
以前は、Inziuというプロジェクトでしたが、現在は「更紗ゴシック」として更新 されています。
以前この更紗ゴシックを自分でビルドしようとしてうまくビルドできなかったのですが、 バイナリーが公開されていたので導入してみました。
更紗ゴシックを導入する
バイナリーは更紗ゴシックの Release ページ からダウンロードできます。
TTC形式とTTF形式で公開されています。中国語のフォントなども含まれているので、 日本語フォントだけを選択して導入したい場合はTTF形式のバイナリーをダウンロード しましょう。
たくさんのフォントが含まれていますが、ネーミングは以下です。
LGC set being Nono Sans
- Quotes (“”) are full width —— Gothic
- Quotes (“”) are narrow —— UI
LGC set being Iosevka
- Have ligature, Em dashes (——) are full width —— MonoT
- Have ligature, Em dashes (——) are half width —— Mono
- No ligature, Em dashes (——) are half width —— Term
つまり、大きく半角英数文字(LGC)に Noto Sansを使っているか、 Isevkaを 使っているかで大きく2つ分かれ、引用符の扱い、リガチャ、Emダッシュ (ハイフンの倍の長さをもつ横棒的なフォント)の扱いで5つに分類されています。
これに言語が、米国語、簡体字、繁体字、日本語に変われており、さらにそれぞれ レギュラー、ボールド、イタリック、ボールドイタリックと4種類のフォントを 持っています。
プログラミングに使うのであれば、Iosevka系でリガチャが必要であればMono/MonoTを、 必要でなければ Term系をお勧めします。Emダッシュは個人的にはほとんど使ったこと がないのでどちらでもよいと思いますが、対応していないエディタだときちんと表示 できないことが多いので半角として扱えるMonoのほうが無難です。
Inziu と比較すると日本語のフォントが少し変わった気がします。

更紗ゴシックとInziuの比較
VimのPowerLineにも対応しているので、ターミナル愛用者はぜひ!